阪本 寧男(さかもと さだお、1930年(昭和5年)6月5日 - )は、日本の農学者、京都大学名誉教授。
略歴
京都府京都市生まれ。1954年(昭和29年)京都大学農学部農林生物学科卒業、1965年(昭和40年)農学博士。1962年(昭和37年)アメリカ・ミネソタ州立大学修士課程修了。1954年(昭和29年)国立遺伝学研究所研究員、1974年(昭和49年)京都大学農学部助教授、1984年(昭和59年)教授となる。1994年(平成6年)定年退官、名誉教授、龍谷大学教授を務め、2011年(平成23年)退職。
著書
- 『雑穀のきた道 ユーラシア民族植物誌から』(日本放送出版協会 NHKブックス 1988年)
- 『モチの文化誌 日本人のハレの食生活』(中公新書、1989年)
- 『ムギの民族植物誌 フィールド調査から』(学会出版センター、1996年)
- 『雑穀博士ユーラシアを行く』(昭和堂、2005年)
共著編
- 『インド亜大陸の雑穀農牧文化』編(学会出版センター 1991年
- 『アオバナと青花紙 近江特産の植物をめぐって』(落合雪野共著 サンライズ出版、淡海文庫、1998年
翻訳
- ハーバード G.ベイカー『植物と文明』(福田一郎共訳、東京大学出版会、UP選書、1975年
- ピーター・バーンハルト『植物との共生』(落合雪野共訳、晶文社、1995年
論文
- 阪本寧男
脚注




