エルバサン文字(エルバサンもじ、英語: Elbasan)は、Unicodeの183個目のブロック。
解説
西暦750年~1850年ごろにアルバニア人のキリスト教徒によってアルバニア語で書かれたアルバニア正教の福音書の一つであるエルバサン福音書写本を記すためにかつて使われていたエルバサン文字を収録している。エルバサン文字はアルバニア語の表記に用いられた独自の書記体系の中では最古のものである。
エルバサン文字は音素文字のうち子音と母音とに独立した文字が割り当てられているアルファベットに分類される。ラテン文字などと同様に左から右への横書き(左横書き)であり、単語毎に分かち書きをする。ラテン文字とは異なり、大文字・小文字の区別は存在しない。
符号位置の順序はおおむね対応するラテン文字のアルバニア語アルファベットの順序に従っている。
Unicodeのバージョン7.0において初めて追加された。
収録文字
小分類
このブロックの小分類は「字母」(Letters)の1つとなっている。
Letters(の翻訳)(Letters)
この小分類にはエルバサン文字のうち、基本的な字母が収録されている。
文字コード
履歴
以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。
出典
関連項目
- エルバサン文字



