SUWAガラスの里の美術館(すわガラスのさとのびじゅつかん)は諏訪湖畔(長野県諏訪市の岡谷より)にあるガラスアミューズメント施設「SUWAガラスの里」に併設された現代ガラス工芸作家の美術館である。

概要

1992年(平成4年)、ルネ・ラリック美術館として岡野或男(現在の北澤美術館副理事長)によって創設。2003年(平成15年)4月1日に、財団法人北澤美術館の運営する北澤美術館新館に名称を変更。2012年(平成24年)12月には別運営となり、名称を新たにSUWAガラスの里の美術館として中山道下諏訪宿本陣岩波家第28代当主、岩波太佐衛門尚宏を代表取締役社長(現会長)として開館した。

ガラスの里では2014年より毎年、アートプラザ1〇8岩谷画廊と共催で美術館内にて公募展「諏訪を描く展」を概ね11月下旬に開催していた。2023年11月23日開催の第10回諏訪を描く展を一区切りとする方針を新聞発表した。

館内

「SUWAガラスの里」はガラスショップ、美術館、ガラス製作体験工房、レストランで構成される。

1階
  • ガラスショップ、セレクトショップ - 国内最大級のガラスショップ
  • 憩いのCAFE - 一階店内のカフェスペース
  • ガラス製作体験工房 - リューター、キャンドル、クリアドーム、ガラスハンコ、サンドブラスト、トンボ玉等が体験出来る。(新型コロナ感染防止のために行っていない体験あり。)
  • レストランスリエ - 米粉を使ったパンが特徴のレストラン。
2階
  • SUWAプレミアムショップ - SUWAプレミアムは諏訪地方の匠の技による逸品。(独楽〈有限会社アクティブ〉、万年筆等筆記具、スピーカー、オルゴール、双眼鏡〈ライト光機製作所〉、ギター〈小平楽器、ダイナ楽器〉、オゾン発生器〈オーク製作所〉、メイクブラシ〈株式会社チノン〉等)
  • ガラスの里の美術館 - 現代工芸、美術会、長野会、展示コーナー(所蔵作家 : 武政健夫、藤田喬平、樋口主明、クリスティアム・クレフス、ジョン・クーン、マシュラック) 2023年より仙台の海馬ガラス工房 村山耕二氏のGeological Glass が展示されている。

利用案内

  • 所在地 長野県諏訪市豊田2400-7
  • 営業時間  4月 - 9月 10:00 - 18:00 10月 - 3月 10:00 - 17:00 入館受付は閉館30分前まで
  • 休日 4月~12月(火・水曜日) 1月~3月(火・水・木曜日)祝日は除く GW・8月は全日営業    
  • 美術館のみ有料 (大人770円、中学生以下無料、団体8名様以上660円)障がい者手帳の交付を受けている方とその介添えの方1名は無料
  • 駐車場 無料(自家用車220台)
  • アクセス 諏訪インターチェンジより車で15分、または岡谷インターチェンジより車で15分
  • 最寄り駅 JR中央本線上諏訪駅よりタクシーで15分、JR中央本線岡谷駅よりタクシーで15分
    • かりんちゃんバスまたはスワンバスでも行くことができる。

関連項目

  • 美術館の一覧
  • 諏訪市の美術館・博物館
  • 「諏訪湖ダックツアー」 - 発着場がSUWAガラスの里となっている水陸両用バスで名所を巡る日本水陸観光のツアー
  • ルネ・ラリック作品のある美術館
    • 北澤美術館
    • 大村美術館
    • 成田美術館  
    • 箱根ラリック美術館
    • 飛騨高山美術館

外部リンク

  • SUWAガラスの里の美術館(旧北澤美術館新館)・信州のガラス工芸の美術館(2013年6月13日閲覧)
  • SUWAガラスの里公式ホームページ
  • SUWAガラスの里の美術館 (@suwagarasunosato) - Instagram
  • SUWAガラスの里 チャンネル - YouTube
  • SUWAプレミアムチャンネル - YouTube

出典


SUWAガラスの里 諏訪市観光ガイド|諏訪観光協会 公式サイト

SUWAガラスの里 美術館 YouTube

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SUWAガラスの里 [SUWAガラスの里の美術館] | 諏訪市観光