シーキングザベスト (Seeking the Best) は、日本生産の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2006年の武蔵野ステークス。
経歴
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2004年4月25日、京都競馬場での3歳未勝利戦でデビューし、16着。5か月後の2戦目も15着に終わり、ホッカイドウ競馬・柳沢好美厩舎に移籍。門別競馬場でのD4組一般戦で初勝利を挙げると森秀行厩舎に戻り、年明けて2005年3月の500万下戦で2勝目。9月の500万下条件戦から2006年2月の大和特別まで4連勝し、オープン特別2戦で4着、2着としたあと5月東京競馬場での1600万下特別立夏ステークスでトーセンブライトを1分22秒4のレコードタイムで破り、北海道スプリントカップ、プロキオンステークス、東京盃とダート重賞、交流重賞で3戦連続2着を重ねたのち、武蔵野ステークスでは先に抜け出して先頭に立つと、最後はサンライズバッカスの追い込んできたを4分の3馬身差封じて重賞初勝利を挙げた。12月のギャラクシーステークスも勝ち、2007年初戦の根岸ステークスはビッググラスの2着。フェブラリーステークス6着ののち厩舎の僚馬アグネスジェダイとともにドバイゴールデンシャヒーンに遠征し、11着に終わる。帰国後休養ののち、8月のクラスターカップに登録するも回避。9月に入り、2008年からアメリカ・ケンタッキー州のヒルンデイルファームにて種牡馬入りすることが発表される。直後に出走予定のマイルチャンピオンシップ南部杯も回避し、前年優勝の武蔵野ステークスでは11着に終わり、これが最後のレースとなってレース翌日の10月28日に登録が抹消された。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.com、地方競馬全国協会およびRacing Postに基づく。
- Draw:枠番、Horse No.:馬番
引退後
2008年より予定通りヒルンデイルファームで種牡馬となり、初年度の種付料は7500ドル(約86万円)。2009年の種付けシーズン後にカナダ・オンタリオ州のコールブルックファームスタリオンステーションに移動。2011年に初年度産駒デビュー。翌2012年にベネズエラ・カラカスのグランデルビー牧場に移動した。
血統表
- 伯父に1993年のケンタッキーダービー優勝馬のシーヒーロー
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ、Racing Post




