ハワイ報知(はわいほうち)は、ハワイ報知社が発行していたアメリカの邦字新聞。2023年12月7日付の発行を以って廃刊。
概要
ハワイ報知は、ハワイ州で唯一の邦字新聞であった。また、ハワイ報知社では「ハワイ報知」のほかに日本語の読めない日系3世・4世の世代を対象とした、日系社会の情報、ニュースを掲載した英字新聞である「ハワイヘラルド」の発行や、ハワイ州における日本経済新聞、朝日新聞などの印刷受託を行なっている。
1912年、牧野金三郎により創刊された。1960年代になって、静岡新聞の当時の社長・大石光之助の支援を受けていることから、静新SBSグループの系列紙となっている。「ハワイ報知」は火曜日から土曜日まで朝刊紙として発行されており、日本語のページが6から10ページ、英語のページが2ページで構成されている。2023年11月6日、新型コロナウイルスに伴う購読者減少などを理由として、同年12月7日に廃刊することを発表した。廃刊後は印刷会社として生き残りを図ろうとしたが、翌2024年7月8日に親会社の静岡新聞社が私的整理に踏み切り、企業としても消滅することになった。
歴史
脚注
関連項目
- 日系アメリカ人
- 在外日本人
- 邦字新聞
- 静新SBSグループ
- 静岡新聞
- 静岡放送
- 渡辺美佐 (芸能事務所社長) - 創刊者の牧野金三郎が、母方の大叔父にあたる。
外部リンク
- ハワイ報知




