トーセンベニザクラ(欧字名:Tosen Benizakura、2009年3月7日 - )は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2012年のフェアリーステークス。
馬名の由来は、冠名+紅桜。
経歴
競走馬時代
2011年7月3日、中山競馬場5レースの2歳新馬戦でデビューし6着。5戦目となった9月の2歳未勝利で初勝利を収めた。続く条件戦も勝利し、年末に初の重賞挑戦で阪神ジュベナイルフィリーズに出走。結果はジョワドヴィーヴルの10着に終わった
翌2012年は1月のフェアリーステークスより始動。中団でレースを進め、直線で力強く馬群を抜け出し重賞初制覇を飾った。しかしその後のレースは精彩を欠き、牝馬三冠はいずれも掲示板外に終わった。
2013年6月からは1600万下に降級。また7月に調教師の柴崎勇が死去したことに伴い、加藤征弘厩舎に移籍した。2014年2月の初音ステークスでフェアリーステークス以来約2年ぶりとなる勝利を収めた。
2015年1月の京都牝馬ステークスでブービーの15着に敗れた後、浦和競馬場の小久保智厩舎に移籍。ダートで6戦するも勝利は挙げられず、掲示板に入れたのも4月のしらさぎ賞のみに終わった。そして8月のアフター5スター賞で11着に敗れたのを最後に競走馬を引退した。
繁殖牝馬時代
競走馬引退後、生まれ故郷のエスティファームで繁殖入りした。
2021年5月14日、2番仔のトーセンアレックス(父:エイシンフラッシュ)が地方競馬にて産駒初勝利を挙げた。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
繁殖成績
- 2024年10月1日現在
血統表
- 祖母パルセイトの全兄にハギノリアルキング(目黒記念、日経新春杯)、半妹スプリットザナイトの産駒にアドマイヤモナーク(日経新春杯、ダイヤモンドステークス)。
- そのほかの近親にオマツリオトコ(兵庫ジュニアグランプリ)、トシキャンディ(プロキオンステークス)。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ