DRC1000型気動車(ディーアール1000がたきどうしゃ)は、台湾鉄路管理局(現台湾鉄路公司)の支線区用気動車である。

概要

20世紀末に運用されていたDR2100型 - DR2400型は一部は運用開始から60年以上に達し、老朽化が始まっていたうえ冷房も無かった。このため台鉄は新世代気動車の導入による支線区のサービス向上が必要と考え、「810購車計画」を通じ日本車輌製造から36両の冷房付ディーゼルカー(中国語:冷氣柴油車)を購入し、同時にDR3100型気動車を30両購入している。

1998年上半期より納車が開始され同年12月2日から運用を開始。1999年下半期には全ての旧型気動車に変わり「復興号」名目で三大支線を走行した。2006年11月1日のダイヤ改正時に区間車に編入された。

この車輛に台鉄はDRC1000型と付番し、DRC1001号 - 1036号となったが、その中のDRC1036号は局長専用車に改修され、DSC1001と改番されている。

機器等

全車が両運転台車で、単行から数両連結の運用にまで弾力的に使用されている。動力用エンジンにはカミンズNTA855R1ディーゼルエンジンを1台搭載し、この他電源用エンジンを一台搭載している。客用扉はプラグドアの片開き2扉、車内は転換クロスシートであったが、区間車に格下げの際にロングシートに改装し吊革が追加されている。

関連項目

  • 台湾鉄路管理局DR1000型気動車 (初代)

【YR鉄道模型】19、Nゲージ台湾鉄路管理局 DR1000形気動車 実車音付き! YouTube

台湾鉄路管理局 DR1000形気動車 十分駅 鉄道フォト・写真 by こめさん レイルラボ(RailLab)

台湾鉄道DR1000 気動車 鉄道模型ショーティーモデル 車体キット2両 DMM.make クリエイターズマーケット 1159117

台湾鉄路管理局DR1000型気動車 十分 鉄道フォト・写真(拡大) by Kazoo8021さん レイルラボ(RailLab)

2024.02.07 台湾鉄路管理局DR1000型DR1030(2) 永野芽郁 ガチで可愛い Flickr